AI副業を始める前に、顧客を知るためにやること
AI副業、と検索すると、ツールの名前が先に並びます。
私は、ツールを開く前にやることがある、と考えています。困っている人の言葉を3件、自分のメモに写すことです。言葉が無い状態でチャットを開くと、返ってくるのは「副業のアイデア」という、誰の夕方でもない文章です。
ここでの顧客は、プロフィールを埋めた架空の人物ではありません。すでに口を開いている人の、困りごとの文です。
最初に書き出すのは、自分の願望ではない
メモの1行目が「稼ぎたい」「自由になりたい」だけだと、それは顧客の言葉ではありません。自分の願望です。願望は、動機として持っていていい。商品の材料にはしません。
顧客の言葉は、相手がすでに自分の口で言った文です。
- 投稿の下書きが、下書きのまま残る
- スキルの説明はできるのに、値段を書く段で止まる
- 提案資料の目次が、前日の夜に決まらない
この3つは、欄の記入例です。誰かの成果でも、私の売上の内訳でもありません。自分のメモには、自分が見つけた文を置いてください。例を、そのまま商品の相手にしないでください。
3件の集め方
件数は3件で止めます。30件集めると、整理が本体になって、副業の手前で疲れます。
集める場所は、次のどれか1つで足ります。全部を巡回しなくていいです。
- 自分宛に来た質問。チャット、メール、会話。個人が特定できる情報は落として、困りごとの文だけ残します。
- 公開されている投稿やレビュー。助言ではなく、困っている本人の文を写します。出典のURLを、メモの横に残します。
- 自分の仕事で繰り返された質問。守秘の中身は出しません。「提案の前日に、目次が決まらず止まる」のような動作だけ残します。
3件のうち、少なくとも1件は、自分が出した言葉ではなく、相手が出した言葉にします。自分の想像だけで3件埋めると、願望に戻ります。
相手の文が1件も見つからない週は、副業のジャンルを決めません。見つけること自体が、その週の作業です。
3件を、分けさせる
写したあとに、AIへ渡します。増やすためではなく、分けるためです。
📋 プロンプト
次の3件は、困っている本人の言葉です。要約しすぎず、次の3列に分けてください。
1. 本人が言っていること(原文に近い短い文)
2. すでに自分で試したと読めること(書いてなければ「書いてない」)
3. 一段落の定義にしうる状態(推測なら「推測」と書く)
言葉:
(3件を貼る)
新しい悩みの発明、収益の見込み、ツールの推薦は書かないでください。
返ってきた表で、今週使うのは1件だけです。選ぶ基準は、その一段落を、自分の今のスキルで手伝えるかどうか。手伝えない件は、勉強のテーマとして別のメモに移します。副業の相手にはしません。
この1件を商品の案にする手順は、「AIで商品案を100個出しても売れない理由」に続けて書きました。
見ていいものと、写していいもの
似た発信をしている人の投稿は、見ていいです。見る目的は、言い回しの採取ではありません。その人が繰り返し受け取っている質問を見つけるためです。相手の言葉は、その質問の中に出ています。
写していいのは、困っている本人の文です。他の人の投稿を1本だけ言い換えて、自分の記事にすることはしません。主張は、自分の3件から作ります。
「このジャンルは稼げる」と書いてある文章は、顧客の言葉ではないので、3件には数えません。
今週やること
ツールのアカウントを増やす作業は、今週のリストに入れません。
入れるのは、相手の言葉3件、出典か入手場所、AIの仕分け、残した1件の一段落、です。1件が残ったら、その1件だけで次の商品の4行を書きます。3件を同時に商品にすると、またどれから渡すかで止まります。
- AI副業 始め方
- 顧客の声 集め方
- AI副業 顧客理解